前回の記事「私が仕事を辞めようと思った6つの理由」の続編となります。
仕事をしていたころ、「心も体もボロボロになった」私ですが、
2016年9月30日に退職して、約1ヶ月が過ぎました。
今の気持ちと、会社を辞めて思うことを述べていきます。
1.会社を辞めてみて
仕事を辞めた後は、役所の手続きなどで多少バタバタしましたが、それも数日で落ち着き
ほっと一息つくと、なんともいえない開放感が広がっていました。
「あぁ、もう満員電車に乗らないでいいんだ。」「毎日仕事に追われ、今日は何時に帰れるかな…なんて心配もいらない」と会社員時代に辛かったことなどが一気に吹き飛びました。
よくよく考えると、人生で本当の「自由」を初めて手にすることができました。
私たち社会に属している以上、幼稚園から小学校、中学、高校、大学、就職、結婚など必ずなにかしら、人や団体と共に行動し、同じ時間を過ごしてきているはずです。
何かの集団に属しているからには、毎日、毎月、毎年の予定は決められ、時間に拘束されて生きています。
そうですよね。小学生でも、月曜日から土曜日まで、朝8時30分から15時まで(細かい時間は気にしないでください)小学校に通い、宿題が出て、帰宅後は習い事…なんて子供は普通ではないでしょうか。
しかし、私の場合「無職」となったことで、朝起きる時間も、寝る時間も、縛りはありません。ましては1日、1ヶ月なにか行動を起こさなければ、何もすることがない。つまり「自由」に過ごせるわけです。
2.ノマドワーカーとしての「自己管理法」
本当の「自由」を手にすることができた分、自己管理がなにより大切となりました。
やはり人は、楽な方へと流されがちです。私だって、1日ゲームをしたり、旅行したり遊び呆けていたいです。でも生活するためには働いて「お金」を稼がないといけません。会社員という道を捨て、ノマドワーカーとして働くと決意した以上、腹をくくってやるしかありません。
私はフリーで働くために、まず生活の見直しを行いました。
- 生活リズムはパートナーと合わせる
- 暴飲暴食はやめ、適切な食事をとる
- 毎日30分のウォーキングを行う
- 「ノマド」と言っている以上、どこでも仕事ができるようにする
- 趣味の時間を必ず確保する
以上5点、簡単そうですが、束縛が何もない中、基礎である生活リズムをしっかりと整えるのは初めはとても苦戦しました。ついだらだらと夜更かしをしてしまったり、今日は眠いから仕事したくない。など、いろいろと甘えてしまいそうになることもしばしば。
しかし、フリースタイルにも慣れ始め、自分自身との体調と相談しながら毎日過ごすこと1ヶ月。
まず、目に見えて変化がでてきたのが、「体」です。
- 仕事で痛めてしまった両足の親指が、痛みがほぼなくなった
- 毎日寝不足で、目の下のクマが酷かったのが無くなり、笑顔も増えた
- ストレスから暴飲暴食していたが、食事をしっかりとコントロールしたことで、8kg痩せた
そして「精神的」にも変化が現れてきました。
- 趣味の時間をしっかり確保することで、リフレッシュしやすく、仕事とのメリハリができた
- 自由な時間があることで、ゆっくりと物事を考えたり、パートナーと相談したり、心のゆとりが生まれた
- 楽しい時間があるからこそ、より頑張って仕事をしよう!という熱意が生まれる
- パートナーと一緒に過ごす時間が増え、なにより幸福感がある
- 将来の不安もあるが、自分がどこまでできるか、という挑戦と希望を持って日々過ごせる
3.最後に
会社を辞めるまでは、毎日がつまらなく、疲労とストレスだけが溜まっていく生活でした。
思い切って、退職したことで私は良かったと今でも思っています。後悔はありません。
ただ、全員に会社を辞めろ、とは言っていません。今の生活に不満やストレスがないなら無理して変える必要はないと思います。
ただ、どんな人も「もう無理」「限界」と感じる時があると思います。
自分自身を痛めつけて、最悪の場合「自殺」まで追い込むのではなく、仕事を辞めて他にも道はあるよ。実際に管理人もその道を進んでいて、満足しているよ。ということをお伝えしたいです。
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