私が実際に使用し成果が出た英語参考書5冊

こんにちは、ANDY(@tanoshimugihouです。

今回は、

私が実際に使用し、成果が出た英語参考書

をご紹介していこうと思います。

現在ワーホリを利用しオーストラリアに滞在していますが、
自分でも驚くぐらい意外と問題なく生活できています。

それは日本で一通り英語の勉強をしてきたお陰だと思っています。

とことん英語が嫌いで苦手だった私が英語圏でそこまで不自由なく生活できるレベルまで上達した
愛用参考書たちを実際の使い方を含めて紹介していきます。

 

①まず初めの1冊はこれ

私が海外旅行・海外生活で困らないよう英語を本気で習得しようと思い色々勉強法を調べました。
まず何から始めたか。

文法?いえいえ
リスニング?それも違います。

 

私は発音からスタートしました。

【発音】

『英語耳』

 

英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができる

 

おすすめする理由

発音って日本における英語学習ではないがしろにされがちですよね。
速攻話せない英語コース行きです。

発音ができるかどうかが、今後英語学習を続けられるかの鍵だと個人的に思っています。
そんだけ発音の効果は凄い。

なんにしろ正しい発音が出来るだけで「自分すげーー!何かカッコいい!」ってモチベーションが上がります(笑)

 

例えば「ありがとう」は「Thank you」ですよね。
この初め[Th]を発音する時、舌の先っちょを少し出して上下の歯で軽く噛んで言います。
「セ」ではなく「ッス」って感じになります。
これを知ると、ドラマや映画なんかでも、出演者の口を見てしまいます。
「あっ!本当に舌を出して、ッスって発音してる!!!」

あと、マーベル映画の「マイティ・ソー」がありますが、

マイティ・ソー (字幕版)

主人公の「ソー」のスペルは[Thor]です。
キタキタ!![Th]!!!!
映画で「Thor」の名前が呼ばれるだけで、「自分この発音できるし、ちゃんと聞き取れる!」と嬉しくなります。
私はこれこそ、使える英語学習の一歩だと思っております。

よく言われる「L」と「R」の発音もこの一冊だけで本当に出来るようになりました。

私はこれだけでも英語が楽しくてしょうがなくなりました。

 

学習法

『英語耳』を顔面筋肉痛になるまで繰り返してやる(笑)

最初はぶっちゃけこの1冊だけに集中してもいいと思います。
私は1ヶ月、毎日1時間2レッスンずつ、ひたすらやり続けました。

難点として、発音なので中々外出中はできないことです。

発音という道のりをクリアすると、一気に英語ワールドに引き込まれます。
発音を学ぶ事で単語・リスニング・スピーキング(のち紹介する瞬間英作文)なんかのハードルが一気に下がります。
こんなに発音が大事なんて誰も教えてくれなかった。

 

注意点

あと、注意点。
正しくちゃんととした発音を習得するのは、学習の初めでとても大事ですが
発音マニアになる必要はないですよ!
母国語が日本語の私たちがどんなにネイティブ並みに近い発音をしようとしても、ある程度の日本語癖は中々抜けません。

少し癖のあるのは気にしない。それより堂々と自信を持って話す事が大事ですよ。
海外旅行していると、国や人種によって滅茶苦茶クセがある英語が多いです。
(日本で言うと、方言みたいな感じでしょうか?)

オーストラリアの田舎へいくと本当何言ってるのかわかりません。
「えっ?あなた英語喋ってる??」と聞きたいくらいです。

でも英語は英語。
ジャパニーズイングリッシュで全く問題ない!!!むしろ日本人の英語は聞き取りやすいとも言われています。

 

それに日本語でも一緒ですが「この人は聞き取りやすい・聞こえにくい」って正直ありますよね。
ボソボソ話すより、少々発音が不安でもハキハキ話すことが一番大事です。

ただ発音を勉強していると自然と分かってきますが、英語ってボソボソ言えない仕組みになっています(笑)ボソボソ言う方が難しい。

だって先ほどの[Th]ですら、いちいち舌を外に出すんですよ。
正しい発音を身につけたら自然と口が動きます。

なので「英語学習=文法」となっている思考回路の方にこそ、
まず発音から勉強を初めてみてください。
私はこれで英語アレルギーが無くなりました。

 

 

②発音の次はこれだ!!

ようやく来ました、みなさん大好き文法。

【文法】

『一億人の英文法』

 

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)

 

おすすめする理由

本当は、文法なんてやらなくていいよーーーって言いたいけど、
やっぱり必要。
どうしても、本気で英語を習得しようと思ったら通らなけらばならない道です。

日本語でも
「青色の 私は 大きい 欲しい Tシャツ」(私は青色の大きいTシャツが欲しい)
と外国人の方に言われて、伝えたい事はわかりますが文章は滅茶苦茶ですよね。

やっぱり「文の法則」は知っておかないと「出来る」英語ではありません。

これは目指すレベルによってどこまでやるかが違います。
私は海外旅行英語・海外生活を目標としていたので、中学・高校初級レベルまでやりました。
だって日常生活で「仮定法過去完了」とか正確に話せる必要ないもん。

外国人の方も、旅行程度なら日本人でも苦手な「敬語」をマスターする必要なんてないのと一緒です。

私が文法アレルギーから解放されたのは『一億人の英文法』です。
「イメージ・ネイティブの感覚」を大切にしていて、どんな感覚でネイティブの方が英語を話しているかが、掴むことができます。
もう勉強とか無視して熟読するだけでも面白い!
これに早く出会っていたかった。絶対英語が少し好きになっていたと思う。

基本動詞・前置詞のイメージ解説は神。
思わず、へ〜〜と声が出てしまうくらい、分かりやすい。

よく「Forest」と比較されますが、私の感想としては両書は別物です。
ただ紙の質とか分厚さが似ているだけで全く違います。

 

学習法

初心者〜中級者、英語アレルギー持ち、使える英語習得を目指すなら絶対『一億人の英文法』を買いましょう。

私はまず一億人を2周通読してから中学英文法の問題を解き始めました。
達成感を味わう為に、中学1・2・3年生で分かれている問題集を選びました。

問題集は正直自分に合うもので構いません。
書店に足を運び、最後までやりきれそうな問題種を探してみましょう。

 

間違えたり、分からない所は一億人・辞書で調べる→翌日もう一度解き直す。
という方法でやりました。
中学英語が完璧にできれば、海外旅行や日常会話は余裕です。
ただ中学英語といって侮らないでください。
中学・高校と英語はまあまあ出来てテストも上位だったパートナーでさえ、
意外と中学1年生の問題で間違えています。

 

文法の基盤である中学英語をしっかりできるよう問題を解き、疑問点はキチンと解消する。
(学校だと、授業のペースに付いていくのが必死+分からないまま進んでいく=一度躓いたらサヨウナラでしたよね)
自分のペースで学習できるのですから、時間をかけてじっくりと取り組みましょう。
まず最初に躓くポイントであろう、
●人称代名詞
●doとdoes
●過去形

なんかをしっかり習得しましょう。

中学レベルが終わったら同じように高校レベルの問題集を購入しひたすら問題演習→間違えた所を『一億人』で確認→翌日復習。
私はハイレベルまで求めていなかったのでセンター試験レベルくらいが丁度よかったです。

 

注意点

文法で陥りやすいのが、発音でも言いましたが「マニア」を目指そうとする人!
正しく・綺麗な文が出来た方がいいですが「あっ、これって過去完了かな?それとも過去進行形?」とかで迷ってさっと言えないようでは、意味がないです。

文のルールを知り実際に使えることが大切です。

 

③一番英語が話せるようになる一冊

①②を終えたら次はひたすら話せるようになるための脳の回路作りです。

実際にオーストラリアで生活していてフレーズがでてくるのはこの1冊のおかげ。

【瞬間英作文】

 

『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)

 

おすすめする理由

最短で使える英語を話せるようになりたいなら、これが一番効果ある!!!!
「瞬間英作文」とは『英語上達完全マップ』の森沢氏が提唱された勉強法です。

「日本文を見てすぐに英文が言えるようになるまで何度も繰り返す」とめちゃくちゃシンプルなものです。
これをやることで英語が話せるようになる脳の回路ができます。
発音・文法・単語など英語学習の良いとこどりな奴です。

 

 

学習法

旅行・日常会話に重点を置くためにこの1冊を何度も回しています。
やり方は本に書かれていますが、日本語を見てすぐに英語で言えるようになるまで何度も繰り返す。
シンプルにそれだけ!!

パートナーも瞬間英作文が一番身にしみて効果がある!と言っています。

 

注意点

大事なことが「ちゃんと口に出してやること」です。

頭の中でスラスラ〜と答えが出て来ても、口に出して言うのとはまた違います。
きちんと声に出して練習しましょう。

また何度も繰り返してほぼ完璧になったら、ちゃんとステップアップしましょう!
シリーズ続編に行ってもいいですし、旅行フレーズを強化したいなら自分に合う教材を探しましょう。

 

私はスティーブ・ソレイシィ先生が好きなので、以下の二冊も瞬間英作文と同じように例文を何度もすぐ言えるように練習しました。

 

④英語に沢山触れる方法

このお陰で英語に触れる回数が増えて慣れて来た。

【多読】

『Enjoy Simple English』

 

NHKラジオ エンジョイ・シンプル・イングリッシュ 2018年 09 月号 [雑誌]

 

おすすめする理由

私が英語を勉強する際に参考にさせていただいた、森沢氏と松澤氏両者とも重視されているのが「多読」でした。

英語を英語のまま触れる大切な勉強法です。

やはり発音にしろ文法にしろ瞬間英作文ですら日本語を介して英語を学習しています。
簡単な英語で構わないので日本語一切なしで英語を読むというのはかなり効果があります。

 

学習法

私は時間を計って読んでいました。

あと大事なのが辞書を引かない!!
分からなくても前後の文脈などで予測する力が大事です。

多読する15分〜30分の間は日本語を一切見ない!という気持ちで
英語の世界に入りましょう。

 

注意点

洋書は基本値段が高いので、NHKテキストを利用するなり、図書館で借りて読むなどお財布と相談しながら進めてください。
私は安くて定期的に発売されるNHKテキストが好きでした。

 

 

⑤一通り英語アレルギーが落ち着きより英語を極めたい人へ

 

【英語で書かれた英文法書】

English Grammar in Use

English Grammar in Use Book with Answers and Interactive eBook: Self-Study Reference and Practice Book for Intermediate Learners of English

 

おすすめする理由

オーストラリアに来て語学学校で教えてもらった良書がこれです。

現地の小学生が実際に学校で使っている文法書です。
もちろん一切日本語はなく全部英語ですが、

「英語で英語を勉強する」

ということはめちゃくちゃ大事なことです。
かなり力が伸びますし、ネイティブの感覚がつかめます。

大体『一億人の英文法』で文法に関して知識をいれておくと
英語で書かれていてもほぼ意味がわかりますし、ごちゃごちゃ書かれていないので
シンプルに文法のイメージが入って来ます。

ちなみにシリーズで初級・中級・上級と3パターンあります。
私は初級から始めました。

【初級:Essential Grammar in Use】

 

【中級:English Grammar in Use】

 

【上級:Advanced Grammar in Use 】

 

勉強法

オーストラリア生活での英語学習はほとんどこの本だけです。

私は初級の『Essential Grammar in Use 』をまず完璧にできるようになるまで何度もやり、
今現在中級の『English Grammar in Use』を進めています。

私は本の最初のUnitからどんどん解いて行きました。
それで正解率が80%下回ったら翌日やり直し、80%以上ならそのUnitは終了という形で進めていきます。

 

注意点

私はタイミングよく一通り日本語の教材で英語を勉強し終わったあとにこの本を知ることができました。
ただ思うのが英語アレルギー持ちの人がこれからスタートしたら無理だと思います。

だって全部英語だもん。
アレルギー反応出まくりです。
私なら投げ捨てる。

なので最初は『一億人の英文法』でアレルギーをある程度直してから、この本にチャレンジするのが最高の組み合わせです。

 

 

最後に:恥を捨てたもん勝ち

いかがでしたか?

とりあえず英語を上達したいなら

話せ!!!!!!!!!!!!!

 

発音が上達して、文法も覚えてきて、言いたいことがふっと浮かぶ

もうそれだけで「英語ができる人」の完成です。
やっぱりよく言われますが文法書を机に座って読んでいただけでは英語を使えるようになれない。

英語は「言語」です。コミュニケーションをとる為のツールです。

最初は自身がなくて話すなんて無理!と思う人が多いです。
でもそこで恥を捨てて一言でも話し始めた人が勝ちます。

「あいつ文法間違えてしゃべってる。ぷぷ」と言われても気にしない!
それでも勇気を出して英語を使っている人の方が伸びます!できるようになります。
私がそうでした。

今回紹介して来た参考書で勉強したらどんどん英語を使って行きましょう。
間違えたらラッキーです!そこが苦手なのだからまた復習すればいい。

色々な参考書が沢山巷にありますが、あれこれ手を出さずにやりきることが大切です。

実際に私が英語ができるようになったお墨付きの参考書だけ紹介しました。
少しでも多くの人が英語アレルギーから解放されることを祈っています。

 

それではまた!!

 






ABOUTこの記事をかいた人

29歳 l 社畜ブロガー l TDRの近くに住んでます ・ディズニーと任天堂と旅と嫁さんが3度の飯より好き ・海外ディズニーもちょくちょく行きます (WDW、SHDL、HKDL) ・脱社畜として無計画でオーストラリアワーホリを経験 ・日本に帰国後カフェでバリスタとして働いたり、また会社員として働いたり ・ FtM(交際14年目の嫁とほのぼの生活) ・Webライターのお仕事もしてます ◉基本好きなことして自由に生きたい人