上海ディズニーランドは本当に素晴らしい所です。
最新鋭のアトラクションにグリーティング天国、それで日本から2〜3時間ほどで行ける…
いい所を挙げろと言われたらキリがないくらい、魅力たっぷりのディズニーパークです。
ただ、ネガティブコメントも多いのも無視できません。
批判されることの代表例は、「マナー悪さ」でしょう。
特に「列の割り込み」は本当に凄いです。
私は最初は割り込まれても、「まあ1人2人先に行ってもそこまで変わらないし」と優雅に構えていましたが、一度許容すると後ろにいた人が一斉に割り込んできます。
これではキリがないと思い、何か対策をしなければと考えました。
上海ディズニーリゾートは大好きなのでネガティブな事は言いたくありません。
本当に好きだからこそ一度キチンと体験したこと、個人的割り込み対策方法、日本と中国で思うことなどをまとめてみました。
目次
実体験!上海ディズニーランドで割り込まれたので、注意してみた
上海ディズニーランドで一番問題視されているランキング1位は、
ダントツで「割り込み」だと思います。
上海ディズニーは大好きですが、割り込む中国人は嫌いです(笑)
中国人は容赦なく割り込んできます。
5mmの隙間ですら、余裕で入ってきます。
子供だけじゃないです。
老若男女関係なくグイグイ入ってきます。
夏なんて自分の汗とおっさんの汗が一体化します。
過酷なアトラクションです。
優雅に構えていた私も我慢の限界に来たので、途中から割り込んできた中国人に英語で”Excuse me.”と優しく注意してジェスチャーで戻れと言うようにしました。
注意した時の反応パターンは大体4通り
①「しまった。バレたか」という表情であっさり帰って行く(バレないと思うのかよ)
②「はっ?意味わかんねし」と無視して居座る
③「いや、前に家族がいるの」とバレバレの嘘を言い、どんどん前に突き進んで行く
(計6日間上海ディズニーランドにいて、本当に前方に連れがいたのは1組だけでした)
④「お前殺○ぞ」とばかりの勢いで、全身を使い、声量MAXで怒り狂う
(怒りながらも意外と戻っていく人が多い)
意外な事に、①のパターンが多い!!
本人はちゃんと「割り込みしている」という自覚を持っているのが判明しました。
この4パターンは、私が注意しただけでなく中国人同士・ゲストとキャストでも大体4パターンの反応でした。
怖すぎ!例外パターン
ナイトショー「イグナイト・ザ・ドリーム」を1時間前ほどから待っていた時の出来事
(長い体験談なので、興味がない方はスルーして頂いて構いません)
ショー開始15分前くらいに、女の子2人が、早速どこからともなく割り込んできました。
”Excuse me.”と声をかけるとあっさり帰って行き、
「ああやっぱり言えばわかるもんなんだー」と思っていた矢先に事件が。
女の子2人が母親らしき方を連れて戻ってきたではないか!
(脳内翻訳)「ちょっと!あんた!うちの子になんてことするの!!そこどきなさいよ!」
とパターン④×5倍くらいの勢いで怒鳴りまくります。
周りの同じ中国人でも引くくらい、怒鳴り続けます。こええよ。
それでも何と言っているか本当は分からない中、
「あなたの子供が割り込んできたので注意しました。」と英語で言うものの、
相手は英語が分からないみたいで、より怒らせてしまいます。
(脳内翻訳)「何言っているかわからないわよ!中国語話しなさいよ!中・国・語!!!」
ともう、全身破裂するんじゃねぇーか。と思うくらい怒鳴る。
周りも「うるせーよ!」「割り込むなよ!」「俺もまぜろ!」と言いたい放題…
もう埒が明かないと思い、無視してみました。
すると、2〜3分怒鳴り続けてた母親は捨て台詞的なことを最後に言い、意外とあっさり帰って行きました。
こんな経験をしたので、一概に「注意してみよう!」と大きな声では言えません。
ただ、割り込まれて・押され続けて、ずっと我慢してストレスを溜めすぎてどうしようも無くなるより一言注意してみることも大事ですよ!と言いたいです。
私も少々の割り込みに対して注意はしません。
ただ、こっちは1時間前から待って最前列をゲットしたんだぞ!という
どうしても譲れない所とかあると思います。そんな時は言って見る価値はあります。
ハッキリ言ってみると多くの方は、戻って行きますよ!
割り込み対策方法
私が上海ディズニーランドで列に並んでいる、またはショー・パレードを待っている間の割り込み対策方法をご紹介します!
パーク開園前
一番難関で、ハードなのが「パーク開園前」
これを経験して乗り切れれば、パーク内の割り込みが可愛らしくなります(笑)
なぜハードなのかというと、パークに入るまで
〈セキュリティチェック→チケット購入→入園ゲート〉と3段階あり、
「パークに入るまでにめちゃくちゃ時間がかかる」からです。
私が一番待ったので、入園するまで2時間半かかりました。
列に並んだのは8:00頃で、パークに入れたのは10:30でした(笑)
(セキュリティチェックに1時間、入園ゲートまでに1時間半ほどです)
割り込みが行われる法則
割り込み共通点ですが、
《列が全く動かない=割り込む人が増える》という法則
セキュリティ及び入園ゲートは1人ずつ、厳重にチェックされます。
これが列が進まない原因。
そして法則通り、割り込みも増幅する原因です。
正直列が全然進まないので、皆イライラしてます。あちこちで喧嘩も勃発します。
【対策法】
(▲これは朝6:00に行き、一番前を確保した時の写真)
●早くから並ぶこと!!!(開園2〜3時間前から)
割り込み防止として、列ごとに柵があったり警備員が常駐していますが、パーク内と比べるとまだまだ緩いのが現状。
前後の人が30分前と違う!なんて当たり前なくらい、割り込みが行われています。
そして、喧嘩や怒鳴り合いも始まります。
そんな中2〜3時間並ぶなら、朝早くに行き人がまだ少ない中2時間並んだ方が良いです。
アトラクション
アトラクションのQラインは大分割り込み対策が行われています。
具体的には一人分しか通れないように、もともと列が作られています。
それでも前の人とのパーソナルスペースが広いと入ってきます。
【対策方法】
①前の人となるべく間を空けない(割り込む隙間を作らないのが一番大切)
②Qラインの柵を両手で持ち、「通せんぼ」スタイルでいる
③”Excuse me.”と注意する
ショー・パレード
こちらの記事▼でも書きましたので、詳しいことはこちらで
【対策法】
①ノリノリで踊りまくる
②キャラクターの名前を呼び手を振る
③”Excuse me.”と注意する
マナーとは?私が思う事
割り込みについて色々と書かせて頂きました。
確かに中国人はマナーに関してパーフェクトとはいえません。
ただ、中国人と言っても全員が割り込みをするわけではありません。
きちんと並んでいる中国人の方が殆どです。
笑顔で席を譲ってくださる方もいます。
それに、意外と割り込んだ人に注意すると周りも「そうだ!割り込むなよ!」と一緒になって言ってくれる事も多かったです。
「中国」だからマナーが悪いんじゃないんです。
日本もそこを言えば、あまり変わらないと思います。
「日本はマナーがいい国」と言われていますが、全員そうですか?
電車で我先に乗り込み、席を荷物で確保するおばちゃん軍団を、外国人の方が見たらどう感じるでしょうか?
中国人はやっぱりダメだな!という固定概念だけは持たないで欲しいです。
中国の若者層の多くは、世界的に見て中国のマナーの悪さを認識し改善しようとしています。
最後に
あとは個人の価値観ですが、
「マナーの悪さ」を理由に上海ディズニーランドに行かないなんて本当に勿体ないです。
あくまで外国文化として、「割り込み」があることを認識&対策していくだけで、カルチャーショックは和らぎます(笑)
再度復習ですが、
●「割り込み」は絶対ある
●勇気を出して、一言注意してみる
●自分が出来る範囲で割り込まれないよう対策する
この3つを頭の片隅に入れておき、上海ディズニーランドを思いっきり楽しんでほしいです!
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